2012年2月アーカイブ

手作り石けんを始めて使った人は、ますその使い心地の良さに
驚きます。

石けんを作ると、その過程で「天然グリセリン」というものが
生成されます。グリセリンはひびわれの薬としても使われ、
油溶性の汚れも水溶性の汚れもきれいに落とすほどの
洗浄剤でありながら、肌に優しい【保湿剤】としての働きもあります。

でも、市販の化粧石けんの中には、そのグリセリンをわざわざ
抜き取って、別の商品として売っているものも多いんです。
また石けんを作るとき、原料の油を全て反応させないで
油脂分を少し残して作るため、しっとりとした洗いあがりになります。

つまり手作り石けんは、石けんに残った油脂と、天然グリセリンのおかげで
非常に汚れ落ちがよく、しかも優れた保湿力のある石けんに
できあがるというわけなんです♪

ただ、自分で石けんを手作りするなんて誰にでも出来ることじゃ
ないですよね。また素人の手作りゆえに、石けんを反応させる
苛性ソーダ(劇薬)の取り扱いが難しかったり、
出来上がった石けんの品質にバラ付きが出ることもあります。

ちゃんと品質管理していないと、原料の油脂が酸化して
肌トラブルの原因となることもあるので、
手作り石けんだけでなく市販の洗顔石鹸を上手に活用することも
おすすめです。
 
石鹸が肌に合う・合わないは結構個人差があって、
私自身は自分が手作りしている「マルセイユ石鹸」が
ぴったりハマっているのですが、知人によると
泡立ちがマイルドでちょっと物足りない、と言われたりもします。

また、手作り石鹸の場合、石鹸に含まれる様々な副産物などが
肌の保湿に役立つのですが、人によってはそれが逆に刺激になって
肌に合わない場合もあるようです。

そのような敏感肌の場合、シンプルな無添加の石鹸をしっかりと泡立てて
「もっちり」とした泡を作り、顔を優しく包み込むように洗ってあげると
いいですよ。

「VCOマイルドソープ」は、ヴァージンココナツオイルに含まれる
ラウリン酸の働きで、もっちりしたキメの細かい泡がたっぷり出来るので、
肌に優しく毛穴の中の汚れまでしっかり引き出して洗うことができます。

潤い成分の「ヒアルロン酸」の働きでしっかり保湿もできるから、
オイリー肌にも乾燥肌にもオールマイティに使える
マイルドな石鹸です。

手作りの石鹸が合わないという方は、このような
無添加の市販の洗顔石鹸を使ってみるのもおススメです♪
私自身は、手作り石鹸は前回の記事で書いた「コールドプロセス製法」
による「マルセイユ石鹸」を定番的に作っています。

それに対してブローナのマジックソープはカスティール石鹸。

その違いは、マルセイユ石鹸はフランスのマルセイユ地方で
生まれた「オリーブオイル72%以上」の石鹸を指すのに対し、
カスティール石鹸はスペインのカスティア地方で生まれた
「オリーブオイル40%以上」の石鹸のこと。

ただ、マルセイユ石鹸の場合は「オリーブオイル72%・水分28%」の
ことを言うのだという意見もあり、一概には言えません。
オリーブオイル100%の石鹸はマルセイユ石鹸とは分けて
考えることが多いようです。

またカスティール石鹸も原料のオイルもスペイン産でなければダメ…
など色んな意見もあろうかと思いますが、ざっくりこんな感じです。
だから100%オリーブオイルのカスティール石鹸もあるってワケですね。

オリーブオイルは人間の皮脂ととてもなじみやすい油で、
刺激もほとんどないため、100%オリーブオイルで作った石鹸は
とてもマイルドで保湿力にすぐれた石鹸になりますが、
泡立ちが悪く、溶け崩れしやすい石鹸になってしまいます。

そこで泡立ちと溶け崩れを抑えるためにパーム油やココナツ油を
28%加え、オリーブ石けんの使いにくさを補っているというわけです。

これにより、さっぱりと洗いあがるのに、保湿力もきちんと兼ね備えた
バランスの良い石鹸ができあがります。
 
合成界面活性剤じゃない石鹸なら、どれでも同じ?
いえ、実はそうじゃないんです。

今日は「コールドプロセス」製法で作った石鹸のお話。

石鹸とは、原料となる油をアルカリ剤で「けん化」させて作るのが基本なのですが、
その際に油に熱を加えて作る「釜だき(ホットプロセス)」製法と、
熱を加えない「コールドプロセス」製法とに大きく分けることができます。

ホットプロセスだと短時間で大量生産できるのですが、熱を加えることで
油脂に含まれる成分が変質・酸化するデメリットがあります。
コールドプロセス製法で丁寧に作られた石鹸は、油脂が劣化せず
新鮮な状態のままであるため、肌に刺激もなく、洗い上がりもマイルド。

この製法で作られた石鹸には、石鹸を作る過程で出来る
グリセリンがたっぷり含まれています。グリセリンには
保湿作用があるので、石鹸で顔を洗ってもつっぱることもなく、
すべすべ、もちもちの肌になれるというわけです。

洗顔石鹸って色々売られているけど、釜だき製法で大量生産した石鹸素地に
添加物を加えて手っ取り早く作られたものもあったりするんです。
石鹸のパッケージを見て「この石鹸はどんな製法で作られたのかな?」と
推理してみるのも楽しいかも?

でも、だからと言ってコールドプロセス製法なら誰にでも合うかというと
そうでもなくて、敏感肌の私の友達は、グリセリンを残していない
無添加の石鹸の方が刺激がなくて肌に合う、と言うんです。

石鹸って、奥が深いですね。
 
アメリカ発のボディソープ「マジックソープ」

この名前だけ聞いたら、パープルやピンクのケミカル色ばりばり
アメリカ?ンな合成界面活性剤たっぷりのボディソープを
想像してしまいますが(笑)

意外や意外!オリーブ油とヤシ油をベースに、美肌成分として注目の
ヘンプ油と保湿成分ホホバ油をブレンドした天然ソープ。
しかも原料となるオイルは100%オーガニック!

楽天のレビューでも、100件以上の口コミ平均がなんと4.75!
こんな点数、久々に見たわ…。

これ1本で、髪の毛から体、もちろん洗顔まで全てOK。
石鹸を作ると、その過程でグリセリンというものが
副産物として出来るのですが、普通はそれを石鹸から
わざわざ抜き取って、別の商品にして売ったりするそうです。

天然のグリセリンって、軽いメイクなら落とせるほど洗浄力に優れているのに
肌を潤す保湿剤の役割も果たしてくれるというスグレモノ。
マジックソープには、このグリセリンがちゃんと残されているので
メイクお年もできるのに、洗い上がりはしっとり。

しかもアメリカ?ンな「ガロン売り(約3.8リットル)」の特大サイズ
で売っているので、毎日たっぷり使えてお得ですよ?、おススメ!
 
植物原料=善
動物原料・石油原料=悪

そんな単純な図式を真に受けていませんか?

でも考えてみたら石油だって「天然」のものだし、
私たち人間は「動物」じゃないですか??

動物から取れる油脂は、人間の肌にとってもとても
肌なじみが良く、保湿作用にもとても優れた油なんです。
よく考えてみたら、そりゃそうですよね。
私たち人間も、「動物」なんだから。

で、スキンケア用の油脂としても万能で人気のある
「馬油」を、石けんの油脂として使ったらどうなんでしょうか?

実は、これがとってもとっても保湿力の優れた石けんが
出来ちゃうんです!

マルセイユ石けんが「乾燥肌」にも「オイリー肌」にも
オールマイティな優等生石けんだとすると、
馬油を原料にした石鹸は保湿重視の超「乾燥肌」向きの石けん。

しっとり、もっちりの石けんに出来上がります。

「池田さんの馬油石けん」は、国産馬油を100%使用した
釜だきけん化法で作られる昔ながらの純せっけん。
なんと、最後の仕上げには石けん職人の池田さんが
1釜ずつ試食(!)して品質管理をしているそうです。

余計なものが一切入っていないから、肌の弱い方や
赤ちゃんでも安心して使うことができる馬油石けんなんですよ。
 
前田京子さんの「マルセイユ石けん・オリーブ石けんを作る」には
他にも魅力的な石けんのレシピがたくさん載っています。

「最高に贅沢な石けん」は名前の通り、オリーブオイルよりも
ずっと高価なスウィートアーモンドオイルやホホバオイルを
ふんだんに使った肌への保湿作用にすぐれた手作り石けんです。

…が、実は肌への良し悪しは「油の値段」と比例する訳ではないため、
マルセイユ石けんと比べて材料費は値が張るけれど、
肌への作用はそれほど大差ない、というのがホントの所。

むしろ、マルセイユ石けんに入っているココナツオイルを
パーム核油に変えて作るレシピの方がより皮膚への刺激が少なく
しっとりした石けんになります。

またククイナッツ油は、少量で値が張るためなかなか
手作り石けんの原料にはもったいないのですが、
肌への作用はちょっと他の油を使った石けんにはない
すばらしい使い心地だそうで、いつか作ってみたい
石けんのひとつです。

こんなところが、手作り石けんの奥が深いところであり、
魅力でもあります。

ま、私はお金かけるのがもったいないからマルセイユ石けんで
満足ですが、原料のオイルは色々変えて愉しむのが
正統派のソーパーさんではなかろうかと思います。
 
私が作っている手作り石鹸のレシピです。

前田京子さんの「マルセイユ石けん・オリーブ石けんを作る」からの
レシピが基本。ソーパーさんのバイブルとも言えるすばらしい本で、
オイルの種類によってどのくらいの分量で苛性ソーダを入れるか
自分で計算できるのがいいですね。

ただ、あの本は初めての超初心者さんには向いていないかも。

この本で紹介されているマルセイユ石けんの配合は、牛乳パック
1本分と書かれている分量だとナミナミにあふれそうになって
ちょっと作りづらいです。

で、本のレシピを元に、ひまし油を入れて全油量が600gに
なるように調整しました。(けん化率は約90%)

・オリーブオイル  432g
・パームオイル   60g
・ココナツオイル  78g
・ひまし油(キャスターオイル) 30g

・精製水   210g
・苛性ソーダ 78g

泡立て器で延々まぜる手間を省くためにブレンダーは必須。
ただし、一気にブレンダーで撹拌すると「ままこ」になってしまうので
10秒ほど混ぜては泡だて器に持ち替えてまた混ぜる、を繰り返して
ムラが出ないよう気をつけて下さい。

精油で香りをつけて型入れします。(その後1日保温→
カット→4?6週間乾燥&熟成させて出来上がり)

ちなみに、レシピに関しては初めての方は小幡有紀子さんの
「初めての手作り石けん」の方が簡単で入りやすいと思います。
こちらの本も、おススメ。
 
にきびで悩んでる友達に私の手作り石鹸を試してもらったけど
「どうしても合わない」と言われたことがありました。

石鹸ってアルカリ性だから、ニキビなどのトラブルで敏感になっている
肌には合わない人もいるようです。

そういう人には「クレイ」「粘土」などの洗顔料が向いているみたいです。
クレイにも色々種類があるのですが、基本、石けんのように泡は立てず
パックのように使って肌の汚れを優しく吸着して落とす働きがあります。

パックした後の肌はしっとりしています。
このしっとりすべすべ感は、合成界面活性剤などで感じられる
「偽のしっとり感」とは違い、天然ミネラルの働きによるもの。

あと、クレイと似た働きをするものに「火山灰」があります。

「つかってみんしゃいよか石けん」って一度はCMや広告で
見たことがあると思いますが、あれに入ってるヤツですね。

超超微粒子で、毛穴の汚れにしっかり入り込んで汚れを強力に吸着し、
しかも肌をいためず無理なく取り除くことができるので
敏感なニキビ肌の方の洗顔にもぴったりです。

火山灰には自然のミネラルがたっぷり含まれているから
使ったあとはしっとりしますよ。

普通の石けんが肌に合わない、という人は火山灰やクレイ洗顔を
おススメします。「つかってみんしゃいよか石けん」なども
石けんの泡が細かくてもっちりしているので、
クレイ初心者の方には使いやすいのではないかと思います。
 
まずは合成界面活性剤の洗顔フォームを石鹸にかえる。
これだけでも肌にいいと思いますが、石鹸の成分にも注目してみましょう。

【洗濯石鹸】で体や顔を洗うようになってから、
今までよりは肌の調子がよくなったものの、やはり無添加すぎて(笑)
肌を保湿するものが何にも入ってないので突っ張る感じが気になっていました。

石鹸って、原料は「油」なんです。
どろどろの油を、苛性ソーダという物質でけん化させて固めることで
あの硬い四角い石けんになるわけです。

原料は「油」。なら、その油脂にこだわった石けんが一番肌にいいんではないか。
私の石けんジプシー遍歴は書けばまだまだ長くなるのですが、
結果行き着いたのが自分で作る「手作り石けん」。

人間の皮脂の成分に近いオリーブオイルをたっぷり使った
手作り石鹸は、最初使ったときは
「別に今までのとそれほど変わらない…かな?」

と思っていたけど、使い続けるうちに肌がツルツルになり、
キメが整ってすべすべになるのを実感するようになりました。
肌のターンオーバーが大体1ヶ月だから、そのくらいから
肌が生まれ変わったと思えるようになったかな。

自分で作るので、顔はもちろん体中洗ってもそんなに
高いお値段になるわけでもなく、重宝しています。
私が「合成界面活性剤の入ってない化粧品や石鹸を使いたい!」と
思ったのはもう15年近く前の話なんです。

で、その頃はまだネット環境も今ほど整ってなくて
情報を手に入れるのに苦労しました。
無添加の石鹸を探しても手に入らないんです。

それでもドラッグストアで無添加の「洗濯石鹸」を手に入れることは
できました。表示には「石鹸素地・水」とだけ書いてあって
確かに余計なものは入ってないし、絶対肌にいいはず。

でも…【洗濯石鹸】!(((゜д゜;)))

これで顔を洗うのは勇気いりましたよ?!

でも、間違いなく、今までより肌が喜んでるんです!
使い続けるうちに、前ほど乾燥が気にならなくなり
肌が健康になってると実感できました。

やっぱり今までの洗顔やお手入れは間違っていたんだ…
合成界面活性剤が肌を傷めていたんだと確信しました。

もちろん同時にスキンケアも成分にこだわったシンプルケアに変え、
時には手作り化粧品を作ったりもしました。

肌に必要なのは過剰なケアではなく、汚れたらその分だけを
優しく洗い落とし、乾燥する時だけ潤いを補ってあげる
シンプルケアが一番いいんだ、と思いました。
 
私は趣味で手作り石鹸を作っています。

若い頃は私もCMにつられてビ○レなどの洗顔フォームを使って
人並みにお手入れしていました。それから
「メイクしてない日でもクレンジングしたほうがいいよ!」
とかいう女性誌のスキンケア特集を鵜呑みにしたり。

でも…毎日クレンジングして洗顔フォームで洗っていると、
肌はどんどんカサ付くし、どんどんお肌が疲れているみたい。
全然きれいにならないぞ?

と思って色々調べて、「化粧品や洗顔フォームに含まれる
合成界面活性剤が肌のために良くないのでは」という
結論に至りました。

もちろん、タール系色素や防腐剤・香料など他にも肌に
刺激となる成分は色々あるけど、合成界面活性剤は
経費毒性としては一番やっかいな物質ではないかと思います。

極論、タール系色素や防腐剤も、肌の上に塗っただけでは
肌のバリア機能を壊すことはないけど、合成界面活性剤で
バリアゾーンを溶かしてしまうと、有害な物質がそのまま
肌の中に入り放題になってしまうんではないかと。

一瞬しっとりして肌が潤ったように感じるけど、じわじわと
お肌を傷めて乾燥するようになってしまい、化粧水やクリームなどの
保湿剤が欠かせなくなる。

そこで私は、合成界面活性剤を使わない化粧品・洗顔料を探す旅に
出ることとなりました。
 

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